ホラー映画 来る ネタバレ感想! 終盤の盛り上がりがヤバい位面白い!!

概要

「嫌われ松子の一生」「告白」「渇き。」の中島哲也監督が、岡田准一を主演に迎え、「第22回日本ホラー大賞」で大賞に輝いた澤村伊智の小説「ぼぎわんが、来る」を映画化したホラー。黒木華、小松菜奈、松たか子、妻夫木聡らが顔をそろえる。

2018年製作/134分/PG12/日本 

配給:東宝

あらすじ

恋人の香奈との結婚式を終え、幸せな新婚生活を送る田原秀樹の会社に謎の来訪者が現れ、取り次いだ後輩に「知紗さんの件で」との伝言を残していく。知紗とは妊娠した香奈が名づけたばかりの娘の名前で、来訪者がその名を知っていたことに、秀樹は戦慄を覚える。そして来訪者が誰かわからぬまま、取り次いだ後輩が謎の死を遂げる。それから2年、秀樹の周囲で不可解な出来事が次々と起こり、不安になった秀樹は知人から強い霊感を持つ真琴を紹介してもらう。得体の知れぬ強大な力を感じた真琴は、迫り来る謎の存在にカタをつけるため、国内一の霊媒師で真琴の姉・琴子をはじめ、全国から猛者たちを次々と召集するが……。

映画.COMより

以下ネタバレ感想を含みますのでそれでも大丈夫という方だけどうぞ!

目次

妻夫木聡のだめ育面パパのリア充感が凄い

最初の不気味な演出からじわじわと不穏な空気が漂ってくるんですが、

ですが!

観ているとだんだんこの妻夫木くん演じる秀樹のだめっぷりにイライラしてくる人は多いんじゃないだろうか(笑)

妻の香奈や子供の知紗のことをほったらかしで毎日良いパパをしているというブログを更新する夫を観て怒りがわかない筈がないと思う。

これは全国のママさんを敵に回したな秀樹よ。

ブログを毎日更新するのってネタに困ったら確かに捻出するの大変だけど、それでもその為に外食の予定無理やり入れて妻の料理(もう作ってた)を食べないっておま…ほんとにダメなやつだな、こんな主人公を助けるんかいな…困難なことを乗り越えて性格がマシになればいいけどな、と思ってたら…

んと序盤に死んでしまったではないですか!!

嘘やろ!?って思ったけど、

電話で信頼してる霊媒師の声真似をして惑わしてくるのは素人にはわからんよ…あれには怖いなぁって思った。

しっかし、松たか子さん演じる国内一の霊媒師で真琴の姉・琴子 が本当に格好良い。

シングルママの生きづらい世の中が厳しすぎる

もうね、秀樹を亡くした後の妻、香奈さんのターンがつらい。

以前と同じパートなんかバイトかの仕事に復帰するんだけど、以前と違って幼い子供が居るので何かっちゃ保育園から呼び出されるんよね、これほんと頼れる人がいないシングルママさんには子供の体調とかなので仕方がないとはいえかなり厳しいと思う。

まだ自分の所の両親や旦那方の両親なんかが居れば預かってもらう事も出来るかもしれないけど、香奈さんには頼れる人がどちら側にもいないのが本当に可哀想だった。

仕事先からは途中で抜けたり(子供の迎え)休憩室に子供預けたりして店長に怒られるし、子供同士の喧嘩や微熱でお迎えとか沢山あるし、これは仕事してられんよ!

これ実際だったらもうどうしたらいいの!?って泣きたくなるよ。

世の中のシングルママさんが全員こうじゃないだろうけど世の中こんな状態の人は沢山いるんだろうなと思ったらなんというか、シングルママさんに優しい制度がもっと増えて欲しいって思う。

国内一の霊媒師で真琴の姉・琴子

この、霊媒師の琴子が警察を動かせる権力の持ち主ってとこもそうだけど、琴子のもっと上の人と知り合いっていうのはもう皇族とかかな?って思ってしまう(笑)

そして力も強くて安心感が凄い。流石松たか子さん!!

琴子の要請で警察や各国から集められた(きっと名のある)神社仏閣の関係者たちが続々と問題の地へ集まる。

これおばちゃんとかめっちゃ面白いし、こういう決戦で集められるのって少年漫画観てるみたいで本当にワクワクします。

琴子の要請で沖縄から駆け付ける霊媒師達

あれ、この映画ホラー?…ほんと、エンターテイメントだよ(笑)

もう後半の琴子が来てからは雰囲気が一気に少年漫画みたいになって面白さがグッと上がるんだよね。

個人的にはここからの盛り上がりがとても好きで、音楽も今から凄い事が起こる!みたいなノリの曲調でとてもワクワクしてきますよ!

そして飛行機で向かってくるおじ様たち一行(霊媒師や神社仏閣の関係者たち)はタクシーに乗って現地入りしようとしていた霊媒師のおば様達一行が事故に会い亡くなった(やられた)一報を受け取り、今回のはヤバい案件だと飛行機の中で別れて行動しようと会話してるのがなんだかとても面白かったです。

原作者・澤村伊智の小説

比嘉姉妹シリーズ(ひがしまいシリーズ)は、澤村伊智による日本のホラー小説のシリーズ。第22回日本ホラー小説大賞受賞作の『ぼぎわんが、来る』をシリーズ第1作として、KADOKAWAより2015年10月から刊行されている。

女性霊媒師の姉妹である比嘉真琴と琴子が、恐ろしい怪異に遭遇する様を描く。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)より

そう、原作ではこの霊媒師の姉妹、真琴と琴子が主人公なんですよね。

映画では二部構成みたいな感じになってるんだけど、全編の主人公が秀樹、香奈。後編が岡田准一演じる野崎、真琴、琴子

最初岡田君出てるってわからなかったよ…主人公が妻夫木くんかと思って観てたし、あまりの薄汚い(酷い)感じの格好のフリーライター役だったから(笑)

原作小説はこの霊媒師の姉妹、真琴と琴子がしまいなんですが…映画しか観てないけどこの姉妹が主人公ってめっちゃ面白そうじゃない???

脳内で 小松菜奈と松たか子に変換されちゃうよ。

そんな原作は角川ホラー文庫で、『ぼぎわんが、来る』 の他に『ずうのめ人形』『ししりばの家』『などらきの首(短編集)』『ぜんしゅの跫(映画「来る」へのアンサー的短編+描き下ろし)』があるみたい。

あらすじ

幸せな新婚生活を営んでいた田原秀樹の会社に、とある来訪者があった。取り次いだ後輩の伝言に戦慄する。それは生誕を目前にした娘・知紗の名前であった。正体不明の噛み傷を負った後輩は、入院先で憔悴してゆく。その後も秀樹の周囲に不審な電話やメールが届く。一連の怪異は、亡き祖父が恐れていた“ぼぎわん”という化け物の仕業なのだろうか? 愛する家族を守るため秀樹は伝手をたどり、比嘉真琴という女性霊媒師に出会う。真琴は田原家に通いはじめるが、迫り来る存在が極めて凶暴なものだと知る。はたして“ぼぎわん”の魔の手から、逃れることはできるのか……。怪談・都市伝説・民俗学――さまざまな要素を孕んだ空前絶後のノンストップ・ホラー!!

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あらすじ

その物語は、人を殺す――。『ぼぎわん』に続く、比嘉姉妹シリーズ第2弾!

不審死を遂げたライターが遺した謎の原稿。オカルト雑誌で働く藤間は後輩の岩田からそれを託され、作中の都市伝説「ずうのめ人形」に心惹かれていく。そんな中「早く原稿を読み終えてくれ」と催促してきた岩田が、変死体となって発見される。その直後から、藤間の周辺に現れるようになった喪服の人形。一連の事件と原稿との関連を疑った藤間は、先輩ライターの野崎と彼の婚約者である霊能者・比嘉真琴に助けを求めるが―!?

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あらすじ

【第72回推理作家協会賞短編部門受賞「学校は死の匂い」収録!】

雨の日にだけ、体育館に幽霊が出る――。 小学六年生の美晴は、学校に伝わる心霊めいた噂通りに体育館のキャットウォークから飛び降りる白い少女を目撃する。白い少女の正体は何か、何故彼女は飛び降りるのか。姉・琴子に対抗するため、美晴は真相究明に挑むが!?(受賞作「学校は死の匂い」)

「などらきさんに首取られんぞ」祖父母の住む地域に伝わる“などらき”という化け物。刎ね落とされたその首は洞窟の底に封印され、胴体は首を求めて未だに彷徨っているという。しかし不可能な状況で、首は忽然と消えた。僕は高校の同級生の野崎とともに首消失の謎に挑むが……。 (表題作「などらきの首」)

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あらすじ

おかしいのはこの家か、わたしか―夫の転勤に伴う東京生活に馴染めずにいた果歩は、幼馴染の平岩と再会する。家に招かれ、彼の妻や祖母と交流し癒される果歩だが、平岩邸はどこか変だった。さああという謎の音、部屋中に散る砂。しかし平岩は、異常はないと断ずる。一方、平岩邸を監視する1人の男。彼は昔この家に関わったせいで、脳を砂が侵食する感覚に悩まされていた。そんなある日、比嘉琴子という女が彼の元を訪れ…?

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あらすじ

見えない通り魔「ぜんしゅ」の正体は――!? 比嘉姉妹シリーズ第5弾!

妻が妊娠し、幸せいっぱいの日々を送るサラリーマン・田原秀樹は、ある日、知り合いの娘の結婚式に参列することに。しかし、新婦の佐川知紗は思わず二度見してしまうほど器量の悪い娘だった。

式の最中、野崎という男性が知紗にある画像を見せたことから、彼女は錯乱し、鼻水を垂らしながら秀樹に縋りつき「お父さん」と呼ぶ。

こんな娘は嫌だ――汗がどっと噴き出た瞬間……。映画「来る」へのアンサー的短編!

――「鏡」

真琴と野崎の結婚式。姉の比嘉琴子は祝いに駆け付けるが、誤って真琴に怪我をさせてしまう。

猛省する琴子は、真琴に代わり、彼女が請け負っていた事件「見えない通り魔」の調査に乗り出す。

夜な夜な通行人を襲って引き摺り回し、建造物を破壊する巨大な化け物の正体とは……!?

論理的にして大胆な霊媒師・比嘉姉妹が活躍する、書き下ろし表題作!

――「ぜんしゅの跫」

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ぼぎわん以外にあと4作品あるならまた映画化もして欲しいなぁ!!って思うんだけど、今のところ(2021.9 現在)では続編とかの話は入ってないみたいなので、コロナ明けに期待したいところ。

こうやってあらすじ見ると真琴と野崎は結婚するみたいなので嬉しくなった(原作読め)しっかし野崎は厄介ごとに巻き込まれやすいのか?って位周りが問題ありなの多くない?(笑)

映画『ぼぎわんが、来る』最終決戦

子供の 知紗 ちゃんがこれ、やっぱり鍵でした。

でもこれほんと可哀想な環境で育ってるからね。魔物と強く関りを持ち過ぎた 知紗 ちゃんを異界に返すという琴子に向かって野崎が放った言葉、そりゃ人間以外と遊んだりもしますよ!だったかな、ちょっとあのあたり感動しちゃうな。それどころじゃないってのに(笑)

知紗ちゃんを助けたい 真琴と野崎、異界に返したい琴子。

これね~!どっちの意見もわかる!!ってなるからじれったい!!(笑)明らかに沢山の死人を出していて、(アパートの外では各国の霊媒師達が悲惨な状態に)危険極まりない子供を異界に返してこの一件に決着をつけたい琴子。ほんとにね、こんだけ死人出しておいてどうするんだその子!って野崎邪魔するなよ~!って感じもするんだけど、琴子の、 知紗ちゃんは自分で自分を傷つけたって言葉を聞くとこんな良い子がそのまま死ぬなんてそんな可哀想なことがあっていいのかっていう。

寂しかっただけで、産まれてこなければよかったのかという答えが異界に返すというなら 知紗ちゃんは報われない。

最後琴子お姉様が一人で怪物と一騎討ちしてくれたんだけど、野崎と真琴は 知紗ちゃんどうするんだろ(笑)

けど2人に育てられるならきっと真琴は良いお母さんになるんじゃないかなと思うし、野崎も頑張ってくれそうではある。

原作の違いは分からないけど、 比嘉姉妹シリーズ第5弾の『 ぜんしゅの跫 』が 映画「来る」へのアンサー的短編が収録されているらしいので読みたいところ。

映画を観ての感想

いや~!面白かったです!!

ホラーで怖いというかエンターテイメントだなっていう。

新感覚ホラーなのは間違いないし、終盤なんかは少年漫画でワクワクする!!(笑)

是非続編でまた 比嘉姉妹 と野崎を観たいところ!!

見応えもあるし、観たことない人、ホラー+刺激を求めたい人におすすめの映画です。

この記事を書いた人

アナログお絵描きが好きなのんびり腐女子|本当の自由を目指して雑記ブログを運営中|主に漫画の紹介やエッセイ漫画を増やしていきます☺️✨

最大の目標は
『平日プラプラできる人間になる』

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