あらすじ
それぞれの個性。それぞれの人生。
その街にはモンスターが住んでいる。”ハダカザル”のムギと”ジンロウ”のペスのふたりを中心に、とある街に暮らす獣人たちの生活を描く群像劇。
著者『ぱらり』
Amazonより
この可愛らしい表紙がとっても目を惹き購入しちゃいました(笑)
ワンちゃん(ペス)の可愛さと言ったらない。
主人公はこの世界ではハダカサルという種族らしい。
勿論主人公ムギの元暮らしてたとこは人間(ハダカサル)が多いとこだったみたいなんだけど、引っ越してきたこの街はめちゃめちゃ都会なんだなぁという感じがする。
そんで越してきたマンションのお隣さんがペスだったみたい。
こんな親切な可愛い隣人最高じゃないか~!!モフらせて欲しぃ…
主人公はムギだけど、『獣人たちが暮らす街』のオムニバスなので、ムギとペスも出てくるけれど他の獣人主体のお話も収録されています。
個人的には2話目の『百獣の王様』のお話が好きです。
主体となる登場獣人さんは、ハイエナの格好良いコウガさん(♀)とウサギのリンリちゃんの話。
いやこれは本当に読んで見て欲しい。
ハイエナのメスってペニスみたいな疑似器官あるっていうの初めて知りました。
え、待ってこれめっちゃ便利じゃない?(笑)
この世界、本当に多種多様なので、人間だけの私たちの世界でさえ肌の色や容姿、家庭環境、貧困差、他にももっと沢山の理由で差別やいじめが横行してるのでこの世界はもっと確実に問題だらけなんだろうなと思う。
この漫画の中にはそんなテーマもきっと盛り込まれていて、だけど嫌な後味とか全くなくって、色んな交流やぶつかり合って良い縁に繋がっていくのを見ているとほっこりします。
まるで本当に居るかのような当たり前感が味わえる獣人漫画です。
これは獣人好きには堪らんのじゃなかろうか…!!(笑)
そんな感じでまた!
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