王道のヤクザBL…!!!（笑）表紙を見るに主人公（前2人）特に裸の子がヤクザの息子で、それを取り巻く（後ろ2人）の話なんかなと思ったらどっこい…
表紙の一番目立ってる（裸の子）はヤクザの息子の愛人という関係で、緑のジャージの子は愛人の子を助けたくてヤクザの世界に巻き込まれた一般人
主人公側はヤクザの息子（金髪）と異母兄弟の弟（一番ヤクザっぽい見た目）だった…!!!
しかも主軸は異母兄弟の弟の方で、
こんな攻め様みたいな顔と体格してるのに尻で抱くタイプの受様だった…!!!
これには男前受が好きな私はガッツポーズしましたとも。
なのでこの漫画は男前受が好きな方にはもってこいの作品です
あらすじ
俺を蹂躙しながら兄貴はあてのない愛を欲して叫んでいる―― ヤクザ一家の息子、十川誠（とがわまこと）と相（あい）は異父兄弟。母親に愛されなかった誠は、癇癪のような性欲を相にぶつける。相は、兄のたぎる熱を穴で受け入れたのだった。異様なつながりを経て、主従関係を結んだ二人はヤクザとなった。誠が囲い始めた愛人・ベティの逃亡をきっかけに、ベティに惚れたヤンキー・勇（ゆう）が十川兄弟の歪な関係に引きずり込まれ…！？ 報われない渇愛が交錯する四つ巴BL。
Amazonより
akabeko著 四人のにびいろ １巻 ネタバレ感想
個人のヘキですが、私は可愛い子受が苦手なので、主人公が（ヤクザの息子・誠の愛人）べティと（巻き込まれた一般人ヤンキー）勇の2人のCPが主軸だったらこのまま読み進められなかったかもしれない（笑）
しょっぱなからヤクザの息子の誠と異母兄弟オールバックスーツの男、相（アイ）に目が惹き込まれました。
相の顔が良い～ッ！！めちゃ好みの人なんですが、１巻の時点ではこの男がなんで頭軽そうでヤバい感じの兄の誠に逆らえないのかよくわからんかった…若頭だとしても
この中で一番まともそう（話が通じそう）な相さん…巻き込まれた一般人の勇の事を庇ったりと、でも勇はべティを助けたくて自ら関わっちゃった感じですが（笑）
1巻はヤクザの息子の誠の手からべティ（愛人）を自由にしてあげたくてヤクザにかかわってしまった勇と、ヤクザの裏社会でいろいろ大変そうな異母兄弟2人のこのお互いに執着（？）してそうな絶妙な2人の関係性が凄く堪らんです…
言葉と表情をみてると相ってもしかしてお兄ちゃんのこと物凄く好きでは…？？というのがバシバシ溢れてる気がします。
私は第４話でこの異母兄弟の関係にハマりました。え…相の方が受だったんだ…！！！というのと、痛くて愛のなさそうな兄・誠のセッを受け止めてあげようとしてるの最高過ぎて尊い…あと相の顔がえろい…
兄の誠がなぜ女の人が無理なのかっていうの、幼少期に母親から愛されなかった（冷たくされていた）からなのが絶対根底にあると思うんですが、このへん過去編を知ってしまうとかわいそつらい。
そして身体の関係を求めてきた兄に応えてしまう相も相でどこか欠けているんだろうなというのが自分でわかってて、なんだこの2人って頭抱えたくなってます（笑）
兄誠に対する相の言動が不器用な感じがプンプンします…
勇がめちゃくちゃビビりながらもヤクザに関わってしまってて、べティを無事助けてあげられるのか…
というかこのべティ腹に一物抱えてそうな感じがまた悪そうでいいね。というか過去話にでてきた異母兄弟のお母さん本当にそっくりね！出会って即おっぱい吸っちゃいかんよ誠！！（笑）
誠はべティに母親を重ねてるから傍に置いてるので勇がこれ誠からべティを引き離すのは難しいだろうなってのが…なんせ誠は母親の愛情とかそういうに飢えてる…
相はべティと誠の事でヤキモチ妬いたりせんのやろうか…って思ってたら山之辺さん（誠が父の様に慕うヤクザ）には嫉妬してそうなのがイイ（笑）
四人のにびいろ １巻 まとめ感想
巻き込まれたというか自分から突っ込んできた勇がべティを無事助けることができるのかという点と、はめられて組の裏切り者にされてしまった相（組長は誰かにはめられたことはわかってるけど不憫）なんですが、ピンチの場面でも一般人の勇を庇って助ける姿勢なのほんとさ―…良い奴で相、ヤクザ向いてない（笑）
この漫画、BLを扱ってても凄くストーリーの上でヤクザが活きてて骨太で面白いです
相と誠のこの2人の不器用な関係が今後どうなっていくのか、最後まで見届けたいと思います！
２巻感想へ続きます
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