あらすじ
コールドスリープから目覚めたルーが
最初に目にしたもの。それは
まぶしい光と、自称・大魔法使いのクロード。あたり一面は荒廃し、人間の影すらなく
生きているのは自分とクロードだけ。ルーは自分達以外の人間を探すため
Amazonより
あてどもなく旅をすることに―――。
めちゃめちゃアニメ映えしそうな綺麗で繊細な物語だと思います。
1巻は2023年1月24日に初版が発売されました。
廃墟好きだと結構わくわくしてしまう感じがします。実際こんな世界で二人だけだと寂しいし危機感を感じますが、主人公のルーは自称大魔法使いのクロードと2人で他に生きている人間がいないか探す旅をしています。
このルーが明るい性格ということに救いを感じます(笑)
そしてクロードの自称大魔法使いとは…私たちが暮らしている世界がどうやら100年も前に滅んだ、という設定みたいです。
廃墟×近未来ファンタジー×世界に何が起きたのかが好きな人、気になる人は読んでみて欲しい漫画です!
電子書籍がお好きな方はebookさんが漫画の冊数多くておすすめ
リュシオルは夢を見る 1巻 ネタバレ感想
登場人物が子供のルー(何も覚えていないのでクロードが名付けた)と寝てばかりいるのであまり言葉数の少ないクロードでは結構言葉が少ない漫画なのだけど、風景と廃墟の世界観、細かい描写が上手いので読んでいて飽きないです。
そもそも何故この世界が一度滅んでしまい、コールドスリープしないといけない事態になったのか、
クロードの大魔法使い(齢500歳)、一体どうしてクロードはルーを見つける間一人で何百年も生きられているのか。
気になるところがまだまだ多い1巻です。
そしてこの世界で生きていて、コールドスリープの生きているかもしれない人を探して、コールドスリープを解除してこの廃墟の世界を目にしてもらうのは果たして良いのか悪いのか、
結構ハッとさせられる内容になっていると思います。
途中ルーが発見したコールドスリープにはブルーノという男性が眠っていたんだけど、目が覚めて廃墟の世界を目の当たりにしても、彼は家族が眠っているコールドスリープを探すことに生き甲斐を感じていたのかもしれませんが、
こんな何百年先の事なんてどうなってるかはわからないし、コールドスリープの装置が機能していない場合、もうこれほんと生きてる側からの人間からしたら絶望よな…そんな現実知りたくなかったっていう。
ブルーノとクロードが何を最後に会話したのかはわかりませんでしたが、きっと悪い話ではなかった筈。
彼が夢の中で家族と一緒に仲良く団欒して幸せだと良いなと(察して欲しい)
クロードは、もしかして生きることに疲れてる?(過去に力を使い過ぎた)という感じがするんですが、本当に大魔法使いなのかもしれない描写があるんですよね、クロードは本当に謎(笑)
多分きっと世界がこうなったのも知っていそう。
そして普段寝ているクロードの代わりに食料だとか生存者探しをしているのがルーなんですが、これ、ほんといつなってもおかしくないよなと思う!怖い!!
食べ物を探していて足を滑らせたそこはかなり足場が傷んでいたらしく、深く落下していくルー…!!
こんな世界で一人大変なめにあったら自力で何とかするしかないのだけど、果たしてクロードが助けに来てくれるのか!?
1巻はこんな気になるところで終わっています(笑)
続きが気になる!!次巻を気長に待ちたいと思います。
気になった方は是非読んで見て下さい!
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