あらすじ
浦沢直樹、待望の本格巨弾新連載!!
1986年、国民的ヒロインとなった猪熊 柔の活躍を描いた柔道漫画『YAWARA!』。
1993年、女子テニス選手の現在の躍進を予見したような作品『Happy!』。
1999年、累計2800万部を突破、実写映画も大ヒットを果たした『20世紀少年』。「週刊ビッグコミックスピリッツ」誌上で数々の大ヒット作を連載してきた浦沢直樹が、『20世紀少年』『21世紀少年』完結以来11年ぶり、スピリッツにて本格連載を始動!!
物語は、1959年の名古屋を舞台に始まる。
ヒロインの名前は“浅田アサ”。
いつも走っていて、いつも名前を間違えられてばかりいる、まだ12歳の少女。
“この物語は、戦後から現代にかけて
Amazonより
可憐にたくましく生きた、ある名もなき女性の一代記である――”
浦沢直樹が構想7年をかけて生み出した『あさドラ!』は約11年振りのスピリッツ連載です。
第1巻は2019年4月3日に初版が発行されました。
浦沢直樹ワールドが始まったな、と思いました(笑)
浦沢直樹先生はMONSTERからなんか色々吹っ切れたのかなという感じがします。
タイトルのあさドラ!という、連続漫画小説という一人の名もない女性の一代記となるらしいです。
どんな話なんだろう…ってこの表紙とかだとほんとに朝ドラみたいな話なんかなという感じに思うかもしれないですが、
この漫画めちゃくちゃSFです!!
多分なんか、怪物が出てくる…!!(笑)
恐らくこの主人公の朝田アサがめっちゃ頑張って世界を救う話かと思ってます。
浦沢直樹先生の漫画は人物を描くのが本当に上手いので、しかも本当に流れるように場面がスムーズに変わる…本当に映画かドラマを観ているみたいなので1巻から早くもワクワクが止まりません。
戦後から現代にかけての一大巨編を読みたい、世界に浸りたいという方は是非お勧めします。
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浦沢直樹『あさドラ!』1巻 ネタバレ 感想
舞台は1959年の名古屋港から始まるんですがその日は凄い台風(伊勢湾台風)で、11人兄弟のアサは産気づいてる(12人目)お母さんの為に町医者を呼びに行きます。
先生は自転車で先に家に向かうんだけど、アサは一人その帰りに誘拐されてしまいます。
しかもこれ、町医者の子供と間違えられてなので本当ツイてない…どことなく家族の扱いからもホームアローンを思い出します(笑)
そのおじちゃんとなんやかんやで仲良く(?)なっていくのがなんかこう、人情!浦沢直樹だなぁ!!(嬉)ってなります。
おじさんにもこの切羽詰まって誘拐しちゃうくらいの理由があってそれがまたちょっと悲しい。まぁかといって犯罪に手を染めたらだめなんですが、根はとても良い人なんだなと。
アサのまっすぐさと誘拐されているこの現状にもめげない性格にちょっとづつ心を開いていく過程がじんわりきます。
そんで台風を倉庫みたいなところでやり過ごすんですが、台風が去ったのを見計らって二人で外に出てみたら、
辺り一面でっかい水たまりと流木、完璧に水没した光景が広がっていました。
本当に家もない 道もない、おっちゃんとアサは運よく倉庫の中で無事でした。
昔、飛行機乗りだったおっちゃんと2人、アサの家族を探すために動き出します。
そこで飛行機に乗って(飛行機探して飛ばすのにも結構色々あった)上空からなんとか屋根の上に避難している人達に食料とかを配ろうとするんだけど、
おっちゃんの知り合いという飲み屋のおかみさんがこれまたとても良いキャラしてます(笑)最初めっちゃ感じ悪いおばちゃんかと思ったんだけど、わかる人だった。
めっちゃ良い人達。助け合い大事…。
そう、そんで家の近くの目印、銭湯の煙突を発見するんだけど、辺り一面流木が凄くてこれはもしかしたら…と嫌な予感。
そこでアサが発見します
巨大な足跡のようなものを…!
いやー…これゴジラなんか??
一巻は気になるここで終了。あんなけでかい足跡なら海に隠れるにしても直ぐ見つかりそうな気もするんだけど、本当に怪獣なのかもまぁまだわからないですね、なんせ20世紀少年があれだったというのもあるし(笑)
ちょっと続きどうなるの!?という興味を抱かれた方は是非読んで見て下さい。
このブログでも追っていきたいと思います。
ではまた
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