概要
『付き合ってあげてもいいかな』(つきあってあげてもいいかな)は、たみふるによる日本の漫画。
小学館が配信するウェブコミック配信サイト『裏サンデー』およびスマートフォン向け無料マンガアプリ『マンガワン』にて2018年8月31日から連載中。
元となったのは2018年に作者がCOMITIAで発表した同人誌であり、同人誌版と商業誌版では主要なキャラクターのビジュアルや名前は共通しているものの、人物の関係性などの細かな部分で差異がある。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)より
あらすじ
私に、彼女ができました。
超モテるのに「好きな人と両想いになったことがない」パッと見いい女のみわ。
大学入学を機に軽音サークルに入り、
絶対友達にならないタイプ!と思ったお調子者の冴子と急接近。
なんだかちょっと新しい扉が開いちゃう感じ…?
「せっかくだからあたしたち、付き合ってみない?」
軽音サークルの仲間たちと織りなす、ホンネの女子大生ガールズラブ!!
Amazonより
GL漫画ってだけで纏めたくないくらいの人間ドラマ
はいもうね!!
主人公のみわちゃんがね、とんでもなく可愛いのッッ!!!!
もう一人の主人公は冴子っていうロングヘア―のちょっと勝気な女の子なんだけど、この二人の関係が本当に読み進めていくにつれエモくてエモくて!!尊い…
私本当にこの漫画に出会えてよかったと思いました。最高のGL漫画ですよっっ
Amazonから引用なんですが、
【編集担当からのおすすめ情報】
小学館のマンガアプリ「マンガワン」で
連載開始4か月足らずで90万人が読んだ超話題のガールズラブ!!
恋をしてる人も、恋をしたい人も、もう恋なんてしたくない人も、
その全員を心から応援したくなる、たみふる先生の最新作。
魅力溢れる軽音サークルの仲間と彼女たちが巻き起こす
リアルすぎる「恋愛あるある」に共感の嵐。
付き合ってから始まる二人の恋愛にハマる読者続出中です。
2019年の“今”を描く恋愛漫画はこれだ!
ってめちゃめちゃ推してました(笑)
これに書いてあるように、本当に恋愛って男女関係なくあるあるなことがてんこ盛りに詰まってるんですよこの漫画!
GL漫画ってだけで纏めたくないくらいの人間ドラマになってます
表紙のこの主人公の女の子2人がイチャイチャしてる漫画って思うじゃないですか、ところがどっこい!
この2人軽い気持ちで付き合って約半年で別れちゃうんですよ!
そしてこの漫画はこの2人が別れてからが本番という感じに大きく話が動きだします!!
個人的には冴子とみわちゃんの2人が好きなんで別れて欲しくなかったんですが、現在(2022.5、8巻まで)の、内容からすると、この2人はずっと一緒に居たらここまでの成長は出来なかったし離れて良かったんだなと思いました(涙)
冴子には優梨愛という彼女が出来て、みわちゃんにも後輩の環という彼女が出来て、お互いに良い人に巡り合えたねって嬉しくなる気持ちもあるんだけどもうほんとそれが切なくて切なくて…!!
なんせ冴子と付き合ってたみわちゃんという土台があるからね(笑)
しかし冴子は本当に別れる前後では変わったなぁって思う。
これは優梨愛の影響がでかいと思うんですよ、みわちゃんではこの溝は埋めらんなかった。
4巻はもう涙腺がヤバかったです。
壁も壊せなかったんですよね、冴子はみわちゃんと付き合ってた頃は余裕全くない嫉妬だとか独占欲とかがっつきたい衝動とか、そういうのに振り回されてた感じなんだけど、優梨愛とは穏やかに想いや距離を育んでるのとても良いなと思います。
その上で…!
その上でまた冴子とみわちゃんの想いが交差したらいいなって!!!!
めっちゃ願ってる!!!!(切実)
気になった方は是非読んで欲しい!!そして語りたい(笑)
付き合ってあげてもいいいかな 4巻ネタバレ感想 正直ここから本番です!
あらすじ
私たち、付き合っていけるよね…?
初恋の先輩との再会で心が揺れるみわ。
その想いを隠しきれないみわの様子に、
冴子は苛立ちを募らせていく…。「…あたし、みわに一度も好きって言われたことない。」
付き合ってるからって、
Amazonより
幸せで満たされてるなんて限らない。
リアルラブストーリー第4巻!
タイトルでも書いたように、この漫画…4巻から本番と思った方が良いです(笑)
自分の気持ちが本当に好きという気持ちから来るものかわからないまま興味本位でみわと付き合ってみようかと提案した冴子に、冴子ならいいかと付き合ってあげても良いよという返事をしてしまったみわのこの関係(1巻)
ぶっちゃけると最初からお互いが好き合って始まった関係じゃなかったこの恋人同士の関係は4巻で破局してしまいます
段々不穏だったけど、徐々に想いを自覚して良い関係になるんじゃないかと思っていたのに…!!!(涙)
この冴子の悟っちゃったような顔がほんとつらいです。
この時点での冴子とみわの中での恋愛感情の重さが全然違うのほんと…!!
そもそもの発端がみわの初恋の相手の先輩なんだけど、心が揺れてしまうみわ。
恋だと好きだという気持ちを止めるのは難しいよ…!
みわの事が好きだって思っていたけど、みわの方は別に自分の事をちゃんと恋愛感情で好きっていうわけじゃないのに気づいてしまった冴子ほんとつらい。
いやでも元々恋愛の好きから始まった恋人関係じゃないんだけど!ないんだけどお互いにその気持ちが芽生えなかったって言うね…
別れた後で優梨愛(冴子のバイト先の同僚)と話すシーンがこれまたグッとくる。
まさかの優梨愛はバイト先の子と思っていたのに、ここまで冴子に食い込んでくるとは!!
ここでちゃんと弱音や涙を見せられる相手というのはでかい。
みわの前ではなんというか格好つけちゃうのが冴子という感じです(笑)
優梨愛は本当に良い子なんですよ!!
凹んだり苦しんでいる相手に言葉をかけてあげられる人って本当に凄いな、と思います。
4巻は冴子とみわが別れるという大きな区切りとなった巻でした。
冴子視点がかな~りつらいんですけど!(笑)冴子とみわのコンビ好きだったのでうわー!(涙)という感じだったんですが、2人が幸せになるんだったら…!!という感じで見守りたいと思います。
なんたって2人が主人公なんだからまた交差する時が来るかもしれないですしおすし!
付き合ってあげてもいいいかな 5巻ネタバレ感想 新章突入!
あらすじ
お願い。私を、ひとりにしないで…。
すれ違いを解消できず、
別れることになったみわと冴子。
そのショックを引きずりながらも、
みわは勇気を出して初恋の先輩に連絡をする――。「志帆先輩、私…後輩じゃなくて、彼女になりたい…」
胸の奥底で温めてきた
Amazonより
積年の想いは実るのか?
心を締め付ける第5巻!
電子書籍がお好きな方はebookさんがたみふる先生の漫画も入ってておすすめ!他の漫画も冊数多くて助かります
はい、もうね!!表紙のみわちゃんが大分荒れてる感じがこれまた可愛いですね!(笑)
前回の4巻で別れることになった冴子とみわ。
だけど一緒に映画に行ったりもするし一緒にランチ食べたりだってする。表面上友人関係に戻ったという感じ…なんだけど、冴子とみわって最初から付き合ってみよっかからのスタートだったからなぁ~!
ここから良い友人関係を築いていくのかな、
5巻のメインのお話としては長年片想いしていた学生の頃の初恋の相手、志帆先輩に会いに沖縄に行くみわ
フラれるつもりで会いに行ったはいいけど、志帆先輩の言葉で一喜一憂しちゃうみわ…それで恋ってこういう感じだった、冴子の事は好きだったけど恋じゃなかったんだなぁってしみじみ沖縄の地で自分の気持ちに気付くみわ…
成長した(笑)
けど本当に冴子気の毒なんよ!まぁでも出会いからしてあれだったし…(笑)
冴子もみわに対して全く自分の感情や気持ちを話せなかったし、お互いが付き合うには心を許せていなかった感じですね…
しかし冴子はみわのことが本気で好きで大事にしたいと思ってしまった結果があれだから全く一方通行だったって気付いた時のショックはでかいよ…泣ける。だがそこが良い!!
そして冴子のこの言葉があるだけで冴子×みわ推しな私はこれから冴子が誰と付き合おうが根底にこの想いがあるもんな!って謎の安心感で読み進める(笑)
みわは志帆先輩に想いを告げるんだけど、見事に玉砕。
志帆先輩はみわと接する内に別に女の子でも私付き合えるなって思うんだけど、世間の目とかそういうしがらみに挑んでいかないといけないというのは無理だとみわに伝えるんですね~!これは結構つらいよ…
嫌いじゃないし付き合えるって言われたら付き合えるけど世間のそういう避難的な力や偏見の目で見られることに耐えられないという志帆先輩の言葉は同性を好きになった場合誰もが少しは思う事なんじゃないでしょうか。
日本はまだまだLGBT関係のことは遅れていますからねぇ…
居酒屋のバイト仲間と仲良く仕事をこなしている冴子だったけど、みわが体調不良で寝込んでいるというのを聞いて様子を見に行く
沖縄から帰ってきて荒れに荒れたみわと対面する冴子。
ここでまた性欲Maxなみわに誘われて鬱憤の憂さ晴らしという名の慰めえっちしてしまう冴子!!(笑)
好きだった相手のそんな姿見たらなかなか引き離せないよ!!ずるいよみわちゃん!!でも可愛い!!(おっさん)
ずるずるとまた体の関係を持ってしまう冴子とみわ…心が伴っていないのがつらいね、傷つけられてる冴子がいつかみわちゃんと報われて欲しいとおばちゃんは切に願ってる…(涙)
そんな中冴子のバイト先の優梨愛がだんだん冴子と仲良く打ち解けてくるんですね、本当に冴子と優梨愛は相性が良い!!いい子なんだよ優梨愛本当に…
優梨愛と冴子のパートはなんというかほんわかしていて安心しますね、みわちゃんが正直ここまで病むとは思いませんでした(笑)正直ちょっと怖い…けどそれだけ志帆先輩の事が堪えたんだろうなぁと思う。
不穏なラストからの次巻が気になるところ!この関係はどうなるのか!(笑)
今回はこの辺でっっ
付き合ってあげてもいいかな 6巻ネタバレ感想 新しい出会い
あらすじ
フツーの友達に戻りたい。…だめ?
失恋の痛みに耐えきれず、冴子に縋るみわ。
ますます拗れる関係に、
冴子は困惑しながらも流されていく――。「私たち もうとっくに…
元の友達になんて、
戻れないよ…」弱い自分を曝け出せる場所はどこ?
Amazonより
迷いながらも進路をとる第6巻!
電子書籍がお好きな方はebookさんがたみふる先生の漫画も入ってておすすめ!他の漫画も冊数多くて助かります
たみふる先生の『付き合ってあげてもいいかな』6巻は2021年3月17日に初版が発売されました!
前回5巻で志帆先輩にフラれて精神的不安定に病んでしまい冴子に縋るみわでしたが、
6巻でも中々立ち直れないでいるんですが、冴子のお陰で徐々に浮上していくみわが描かれています。
これはみわが志帆先輩にフラれたことがわかって仄暗い気持ちになっている冴子(笑)
悪い顔してるな~!って思うけどそりゃ自分の好きな人がフラれたとあれば最低だとわかっていても嬉しくなってしまうじゃん…まだ幸せを願ってあげれるほど気持ちが落ち着いてない証拠。
この日から『何が正しいかとかどうでもよくなった』となり、拗れたセフレみたいな関係になります。
けどそんな関係も続きことなく、冴子はどんどん心が冷めて言ってるようにも見えます。
これは優梨愛との関係がでかいんだろうなぁ!!ってここにきて優梨愛が主要キャラになっていきます(笑)
バイト先の仲間三人で旅行に来ていた冴子と優梨愛なんだけど、色々あって優梨愛と二人道に迷ってとても心細い思いをするんですが、ここで二人の距離がグッと近くなるわけですよ!!
お互いの弱さや脆さをさらけ出しちゃうんですよ、それを優梨愛はちゃんと受け止めてくれるし冴子のいろんな面を尊重してくれるんです。本当に冴子と優梨愛は相性が良いです。
冴子とみわだと冴子がしっかりしなくちゃと思ってしまうのはなんとなくわかります(笑)
なので冴子が弱さを見せられなかったんですね、別に見せたらいいのにと思わなくもないですが自分の弱いとこをさらけ出せる相手って本当に気を許していないと無理かもしれない。難しいですね。
そして旅行から帰ってきて、冴子はもうセックスもしないし普通の友達に戻りたいとみわに言います。
これは旅行でかなりの心境の変化ですよね。
みわとの爛れた関係をこれがきっかけとなりで本当に清算してしまいます。
寝ているみわへ最後に自分の本当の気持ちを伝えます。
寝ている時でしか本当の気持ちを伝えられなかったこの2人の心の距離が本当に悲しいです。
第51話 新しい生活様式 四月、新しい出会いでみわに春が来る
あれから自分を取り戻したみわと友人関係に戻った冴子なんだけど、四月の新入生歓迎の軽音部のビラ配りをしているところで志帆先輩にそっくりな環と出会います。
これがまたすっごくダークホース(笑)
こんなのみわにとってドストライクじゃん(笑)
みわサイドはこの後環ともちょっとだけ距離が近くなるんだけど、よき先輩後輩みたいな関係。
食材やらの買い出しで帰り道に泣いてる環を発見して取り敢えず家来る?っと声をかけるみわ。
イベント発生してる!!(笑)
そして冴子と優梨愛は付き合うことになってこれがもー冴子がとても幸せそうなのがとても良い!!
優梨愛はちゃんと思いを言葉にしてくれるタイプの女の子で、言葉使いがとても優しいんですよ。これは優梨愛の方が歳上っていうの関係なくこういう雰囲気で性格の子なんだろうなぁと。最高かな優梨愛…
6巻はそんな感じで二人の新たな再出発の巻でした。
では次巻7巻で!
付き合ってあげてもいいかな 7巻 ネタバレ感想
あらすじ
変わりたい。臆病な自分から。
すれ違っていた互いの気持ちを理解して、
ようやく執着を手放すことができたみわと冴子。
新たな恋の芽吹きを胸に、
枝分かれした道を一歩ずつ進んでいく――「もう好きじゃないよ。
…って、あたしは思ってるけど。」あなたじゃない人に心高鳴り救われる、新展開の第7巻!
Amazonより
電子書籍がお好きな方はebookさんがたみふる先生の漫画も入ってておすすめ!他の漫画も冊数多くて助かります
たみふる先生の『付き合ってあげてもいいかな』7巻は2021年9月14日に初版が発売されました!
前巻では優梨愛と冴子の距離が近くなり恋人にまで発展するところまででしたが、今回の7巻ではみわと後輩の環との仲も大きく変わっていくお話になっています。
距離の近くなるみわと環の関係から目が離せない
私本当に、ほんとうにこの環の事がよくわからないんですよね(笑)
これを言っちゃぁ環ファンに怒られそうだけど環のこの反応とかが素なんだとしても、元々異性が好きだった子なのでみわのことめっちゃ狙ってるような感じなのが最初腑に落ちなかったんですよね。
みわと環はある日、落ち込んでいる環を家に入れて話を聞くと、どうやら環が二年間付き合っていた彼氏に浮気されて落ち込んでいたらしく、それを寄り添うように宥めるんだけど、環は落ち込むというより浮気されたということに怒っていて、みわの考え方とかそういう大人な対応に私もそんな風になれたら…!!って感情を爆発させため込んでいたものを吐き出してしまいます。
多分これによって環は彼氏にフラれたことを吹っ切れたし、みわ先輩のことが好きになっていくきっかけになったんだろうなと思う。
思うんだけど、環はなんというかミステリアスな子という感じです。
どちらかというとみわがどんどん環に惹かれていく様子が描かれていて、めっちゃじれったいです!!(笑)
もう付き合っちゃえよ!って思うんですが、みわも環も勢いでいく人ではないので進展しなさそ~!っていうところからまさかの勘違いから、環がみわとそういう関係になるのは嫌な感じがしなかったという自爆をしてしまいます。自分とみわが付き合ったとしたら、という想像をしたとみわに言う環。これ後になってめちゃめちゃ恥ずかしいやつだ~!
7巻のみわのターンはここまでなんですが、これはもう秒読み開始!(笑)
素直に相手に想いを打ち明けることは怖い事じゃない
優梨愛と冴子は順調にお付き合いをしているんだけど、まさかの優梨愛のこの言葉(笑)
冴子とみわだったら冴子がみわを攻めてたんだけど…え、まさかの冴子のそんな可愛い姿がこれから見れるのか??って思ったら優梨愛つえ~!!(歓喜)ってなっちゃいましたよ。
みわ相手だとみわが下手だったのもあるけどあまり触らせるのに抵抗があった冴子…どう出る!?
って思っていたんですが、
冴子と優梨愛が肌を合わせることにおいて、優梨愛も同じような悩みや抵抗感を感じていたことがわかります。
多分これが冴子も自分の気持ちを言いやすくさせたんだと思うし、お互いがゆっくりと同じ歩調で歩み寄れたんだなぁと思う。
この2人をみているとどうしてもみわと冴子の関係にも思いを馳せてしましますが、じわりと冴子のガードを緩くしていく優梨愛は本当にこの性格だから、自分の思っている気持ちをちゃんと言葉に出来る子だから、相性バッチリだなぁって改めて思います。
みわと冴子はもっとお互いの事を信頼して話し合える関係を築けなかったのがつらいなぁ。
そんな2人、布団を被って直接見えない感じにしてお互い素肌で抱き合うのめちゃめちゃ良い解決策だなぁ!
なんというかこういう風に感じてる女性って少なからずいると思うし、現に私も自分の身体とか好きじゃないしたみふる先生は本当に心理描写が上手いなぁと思いました。
7巻はそんな感じ!
付き合ってあげてもいいかな 8巻 ネタバレ感想
あらすじ
何もなかった、ことにしたくない
冴子への気持ちに折り合いをつけつつある一方、
環との微妙な距離が気になっている、みわ。
触れたい。気持ちを伝えてしまいたい。
でも…自信がない。このままじゃだめなのに。「ごめんね、
環ちゃんかわいいんだもん…」新たな恋に、熱くなる指先と、唇。想い繋がる第8巻!
Amazonより
電子書籍がお好きな方はebookさんがたみふる先生の漫画も入ってておすすめ!他の漫画も冊数多くて助かります
たみふる先生の『付き合ってあげてもいいかな』8巻は2022年2月22日に初版が発売されました!
この帯の言葉がまた何とも言えない…新たな関係を気付いていく上で気付くことが沢山あるんやね…(涙)
今回の8巻は前の巻と同様にみわと環の距離がグッと近くなってようやく、みわはと冴子の間がひと段落しそうかな、というお話になってます。
みわにとって初めて通じ合えた恋が成就する瞬間の涙が尊い
いやもー…何といっても、今回のこの8巻はみわと環にスポットがあたっていて、遂に2人が付き合うまでになる過程が描かれています。
みわが環との距離を測りかねている間に冴子と優梨愛もどんどん距離を縮めて良い関係になってきます。
この巻は本当に二人の中で新しい第一歩という感じがします。
私は冴子が優梨愛に寂しいという気持ちを言葉にして相手に伝えられることが出来たのが本当に嬉しく思います。
偉い!!えらいぞ冴子!!
内面の弱いとこをを受け止めてもらえる相手だと、冴子が自分の中で受け入れたんだろうなと。受け入れることが出来るようになって本当に良かった…私は冴みわ派なんですが、優梨愛といる時の冴子もとても好きです。
環とみわが良い雰囲気になってるとわかった時の冴子が…みててつらいなぁって思うんだけど、
「思っていたよりもちゃんと受け入れられそうで、ホッとした」
という言葉と後日バイトで頭が痛そうにしている冴子にやっぱり!!無意識のうちに堪えてるんだなぁ~って悲しくなっちゃうよ!!(冴みわ脳)
一方で以前心から好きだった志保先輩にフラれてから自分から想いを告げるのが臆病になってしまったみわ。
環が可愛いけどなかなか手を出せないでもだもだするの可愛らしい(笑)
そして環が思った以上に攻め込んでくるので環こえ~!ってなる。この可愛さでこのギャップはヤバいでしょうよ!!これは可愛すぎるって…
みわの過去の話を知っているから自分から彼女にしてという環には脱帽。これはイケメン…
みわと環が付き合うようになって順調に仲を育んでいくこれは蜜月の始まりでしょうか?(笑)
大学の合同ライブで観客として優梨愛が冴子を見に来たことでみわとも対面!
これは…今カノと元カノの初対面では!?
自分の前では自分の事をあまり話さないと思っていた冴子が優梨愛には話せていると知って
そこで冴子がみわと距離を置きたがっていた理由がわかるみわ。
この遠くなったなと感じる距離感がまたつらい。冴子は冴子の恋を大事に育ててるんだよな…
この巻を読んでてほんとうに思ったことは、
冴子とみわは恋が始まる前に別れてしまったんだなぁというのと冴子はみわの好きなタイプではないんだなぁというのを改めて感じました(冴みわ脳はダメージを負った)
まだ付き合うには経験とかいろんなものが足りてなかった二人。
冴子は優梨愛との関係を大事に育てていって欲しいという気持ちを抱きながらもこれから先みわが冴子にドキドキする日がくればいいなぁなんてまだ淡い期待を抱いてる私がいます(笑)
8巻はそんな感じ!
付き合ってあげてもいいかな 9巻 ネタバレ感想
あらすじ
あたしが一番、嫌だったのにね
互いの気持ちを確かめあったみわと環。
その一方で冴子は、「フツー」ではない恋愛に
対する周囲の反応に、いらだちを隠せなかった。
忘れがたい、苦い過去。「どんな顔でもいいよ。
笑ったりしないよ」寄り添う恋人の体温と、まっすぐな言葉。
Amazonより
一歩先へと踏み出す、第9巻!
たみふる先生の『付き合ってあげてもいいかな』9巻は2022年8月24日に初版が発行されました
9巻の最初はみわの部屋に環が泊まりに来た、初めてのお泊りです!!(笑)
二人めちゃめちゃ初々しくて可愛い
初めてのお泊りです!!恋人同士になったばかりの初々しい姿が沢山みれて可愛いし、みわの表情を見ていたら幸せでいて欲しぃ~!!って思いが強くなります…
私は冴みわ脳ですが、こんな2人の姿を見せられたら幸せになれ…!と思わずにはいられないですよ。
初めての夜でみわがリードするんだけど環を上手くイかせられないみわ(笑)
冴子もみわに下手って言ってたなぁと…あれ、言ってませんでしたっけ??
と思ってたら『今までもイッた事とか無いし…』『わかんないから、もういいです…』と言う環。
おや??これはみわとのこれからが大変そうな予感…?
最近はみわ側と冴子側の話が交代で進んでいく感じ
相変わらず優梨愛は冴子の弱いところ、みわには見せられなかった部分を引き出すのが上手いし、冴子を優しく包むように接する優梨愛がいて、この2人はみてて安心するし暖かいです。
冴子の恋人論
冴子にとって恋人というのは、
一番信頼できて一番何でも話せて相手にとっても自分が唯一の居場所
って思えるのが良くて、
優梨愛の恋人論
優梨愛はもちろんその考えも良いと思うけれど、
ほっとできる居場所はいくつあってもいいな
と思ってると言うシーンがあるんですが、冴子は自分の考えに対し束縛しているみたいで重いなって思っていて悩んでいる、優梨愛はそれに対し自分の考えをちゃんと伝え、これからの2人にとって良い落としどころが見つかればいいねと冴子に伝えます。
いやめちゃめちゃ大人やな優梨愛…(脱帽)
冴子の考えをちゃんと尊重しつつも自分の意見を伝えて2人で考えようと促すところが優しく大人だなぁと思えました。
冴子とみわの時を考えるとどっちも子供過ぎたんかなという印象(笑)早すぎたんだ…
9巻には冴子の精神的内側を作ってるお話がいくつか続いています。
『社会の常識』『普通』 『偏見』
そういうものに対して冴子は凄く悩んだり傷ついていたりして、明るくしているのは内面の弱いところをガードしている気がするんだけど、そこをなんとなく理解してあげられる優梨愛は冴子にとって本当に良い出会いだったと思う。
冴子の学生の頃の話、お母さんとの関係、学生時代の同級生に対しての冴子の思い…この辺り本当に抉られる思いです。冴子の心の葛藤とか、むずかしい…
冴子と違い環は他の人に何と言われようと、思われようとそこまで動じないタイプなんじゃないかというのが強い。
冴子のターンが暫く続いたあとみわのターンに戻るのだけど、相変わらず環とのえっちで環をイかせられないみわ(笑)
これはみわが下手とかじゃなくて環の性質の問題だと思うし、環が性欲というか身体の関係がそんなになくても一緒に遊んだりするだけで幸せそうなのを見てると、
あ…これは..性欲強めなみわ大丈夫なやつなのか..?その内不満爆発したりしない?と、不憫にみえてきたりこの先不安要素だなと思えてきたり…
みわは環にも触って欲しいし2人で気持ちよくなりたいんよ…
場面変わって、
冴子はみわと話すことで暫くもやもやしてた気持ちが晴れて、学生時代の自分の事を始めてみわに打ち明けます。
ここ、冴子が初めてみわに弱さを見せたんじゃないかな!?
みわと話していて、優梨愛のホッとできる場所はいくつあってもいいんじゃないかという言葉にこういうことかと納得する冴子。冴子にとってみわと一緒にいるのもほっとできる場所なんだということが知れて良かった…
すっきりした冴子の顔をみてると成長したなと思うんですよ!どう思いますか、成長していく冴子…
この2人の見開きいっぱいの笑顔…(守りたい、この笑顔)
冴子が優梨愛と出会って成長しまくってると感じるのは私だけじゃないはず!!(笑)
9巻感想まとめ
2人それぞれのカップルに問題が出てきた?という点(笑)
そら付き合ってたら何かと問題は出てくるよね…というのはあるんだけど、
冴子・優梨愛⇒冴子の夢は『優梨愛の夢をサポートしたい』けど、優梨愛は自分のやりたいことをして欲しい=プレッシャー?
冴子の夢も自分のやりたいことだと思うからそれはそれでいいんじゃないかと思うけど、反対に優梨愛からしてみたらプレッシャーだししんどいのかなとも思うんよ、今後2人の中でそれがどうなっていくのかが気になるところ
良い落としどころをみつけて欲しい
みわ・環⇒性の問題(?)な気がしてる。環に触れて欲しいみわ。
2人で気持ちよくなれたらいいのだけれどこの感じだと2人とも…満足してないまま終わってる気がして、そうなるとみわが不安です(笑)
環は別にイけなくても良い、という感じなのでそれにこだわってるみわのが段々疲れてくるのでは?と思ってこれからどう2人に響いてくるのかも気になるところです。
9巻、甘々な蜜月突入か!?という感じだったけど、全然そんなことなくてお互いまだ探り探りで、けどちょっとだけ問題というか乗り越えないといけないのが出てきたなぁという感じ。
まだ始まったばかりの2カップルのこの関係、
冴みわ派な私だけど確実に冴子にとって優梨愛は成長できる相手なので
このまま幸せな2カップルを応援したい!!
そんな感じで次回は10巻で!
しちみの絵日記もよろしくオネシャス!
コメント